FORSは工場内ユーティリティ設備に装備されたセンサー値をWeb上で加工、表示、記録を行い、工場内ユーティリティ設備の状態監視をサポートするWebアプリケーションです。

ユーザーヘルプはFORSの基本機能の使い方を説明するものです。
ログインIDやパスワードの使い方はログインの項を確認してください。
システム管理者が行う、設定に関しては管理者ヘルプを確認してください。
FORSに関する質問はFORS Q&Aを確認してください。
推奨使用端末・環境
- PC
- タブレット端末
- スマートホン
対応ブラウザ
- Google Chrome
FORSの基本
FORSは以下の機能で構成されています。
- 通知機能
- 警報・イベント
- トレンドグラフ・データマーカー
- スケジュール管理
- コミュニケーションツール・メール機能
- 点検日誌・帳票
- メンテナンス管理
- CSV出力
ログイン
FORSのログインを行います。
ログインIDとパスワードを入力の上「ログイン」ボタンを押してください。
ログインIDがわからない場合はシステム管理者へお問い合わせください。
パスワードを忘れたもしくはわからない場合は「パスワードがわからない」を押すと、パスワード設定用画面が表示されます。
FORSに登録しているメールアドレスを画面に入力してください。
パスワードリセットメールが送信されます。
パスワードリセットメールの「FORS パスワードリセット」を押すと、パスワード再設定の画面が表示されます。
パスワード再設定の画面に新しいパスワードを入力してください。入力用と確認用の2箇所全てに新しいパスワードを入力してください。
パスワードをリセットできましたら、再度ログイン画面から新しいパスワードを使用してログインを行ってください。
通知機能
通知機能とは
センサー値がセンサーごとに設定している閾値を超えた場合に、警報が発生します。
また、発生した警報はメールやSlack連携により通知が可能です。
警報・イベント
警報とは
センサー値がセンサーごとに設定している管理値(閾値)を超えた場合に、警報が発生します。
警報サマリ
現在発生している警報が一覧表示で確認できます。
警報履歴
今までに発生した警報履歴の一覧表示が確認できます。
発生日時検索
警報発生日時を指定して警報内容の検索ができます。
キーワード検索
警報の発生場所もしくは発生内容を指定して検索ができます。
イベントとは
設備や運転の各起動・停止・切り替えをイベントと呼びます。設備がどのような状態で運転されているか確認をすることができます。
イベント履歴
設備や運転の各起動・停止・切り替えをイベントと呼びます。設備がどのような状態で運転されているか確認をすることができます。
トレンドグラフ・データマーカー
トレンドグラフとは
センサー値から取得した値を折れ線グラフにして表示したものです。
データマーカーとは
特異な状況発生時点や間隔をトレンドグラフ上にマーキングして、気づきのメモを記入できる機能です。
スケジュール管理
スケジュール管理とは
Googleカレンダーを一定の条件でご使用の場合、
FORSシステムと連携してFORS上でGoogleカレンダーの閲覧ができます。
- 会社の記念日や自然災害発生日
- 定期点検
- 外部工事
- 法定点検
会社の記念日や自然災害発生日、定期点検、外部点検、法定点検の4種類のカレンダーと連携することが可能です。
会社の記念日や自然災害発生日、外部工事、法定点検などの任意の情報を登録して、スケジュール及びカレンダーとして閲覧確認ができます。
コミュニケーションツール・メール機能
コミュニケーションツールとは
社内での情報共有をより円滑に行うために、FORSシステムでSlack連携を行うことができる機能です。
メッセージの送り方
指定したチャンネルへメッセージが投稿されます。
入力フォームにメッセージを入力して紙飛行機アイコンを押すとメッセージを送信することができます。
添付ファイルがある場合
クリップアイコンを押すとそこから画像やファイルを添付することができます。
ファイルや画像は複数の添付が可能です。
注意点
- 現バージョンでは@をつけたSlackのメンション(特定の相手にメッセージを送るための機能)に対応しておりません。
- 現バージョンではSlackのスレッド(特定のメッセージへの返信に使用する機能)の表示に対応しておりません。
チャット機能とは
工場内でFORSを利用しているユーザ間での、お知らせ・申し送りチャットにより個別に連絡ができます。ユーザー間の送受信には、FORSのユーザーアカウントが必要です。
受信
自分宛に届いたチャット一覧を確認することができます。
詳細を押すと、チャットの内容を確認することができます。
送信済み
自分が送ったチャット一覧を確認することができます。
詳細を押すと、チャットの内容を確認することができます。
新規作成
チャットの新規作成を行い、希望する相手にチャットを送ることができます。
送信手順
- 「お知らせ」か「申し送り」の指定を行います。
- 「宛先選択」を押すと小画面が表示されます。希望の送信先を選択し「決定」を押してください。
- 件名を入力してください。
- 本文を入力してください。
- ファイルを添付したい場合は、ファイル選択を押してください。送信できるファイル容量の上限は合計3MBです。
点検日誌
点検日誌とは
収集したセンサーデータを点検項目単位でまとめてPDFファイルに変換し、点検日誌として出力できます。
帳票
帳票とは
センサーデータを集計してPDFファイルに変換し帳票形式で出力することができる機能です。
日時を指定して出力することができます。
メンテナンス管理
メンテナンス管理とは
工場設備のメンテナンス情報を入力・保存でき、設備保全の状況を把握し活用することができます。
新規登録
「新規登録」を押すと新規登録画面に移動します。
必要な情報を入力したら「メンテナンスを新規登録する」を押してください。
項目
タイトル
メンテナンスのタイトルを入力してください。
メンテナンス区分
定期・法定・緊急・計画外の中から任意のメンテナンス区分を選択してください。
実施日
メンテナンスの実施日を入力してください。
次回更新日
メンテナンスの更新日を入力してください。
「自動設定」から1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、12ヶ月後の日付を自動取得することも可能です。
作業担当者
作業担当者を選択してください。
ライン名・設備名
メンテナンスを行ったライン名と設備名を選択してください。
ライン名・設備名はポイントリストを元に選択が可能です。
機器名
機器名を入力してください。
直近のメンテナンス履歴
ライン名、設備名を選択すると過去に記録したメンテナンス履歴が表示されます。
備考
備考を入力してください。
添付ファイル
ファイル添付をすることが可能です。
ファイルをドラッグアンドドロップするとファイルを複数登録することが可能です。
変更
変更したいメンテナンス管理情報の番号をクリックすると詳細画面が開きます。任意の値を修正した後に「メンテナンス情報を更新する」を押してください。
削除
削除したいメンテナンス詳細情報画面から「削除」ボタンを押すとデータを削除することが可能です。
複写
「複写」ボタンを押すと、以前登録したメンテナンス管理情報を複写して、新規のメンテナンス管理情報を登録することが可能です。
CSV出力
CSV出力とは
センサーデータをCSV形式のファイルデータとして出力が可能です。
ユーザー管理
ユーザー管理とは
工場に登録されているユーザーの権限の編集が可能です。
| 機能 | 管理者 | 一般 | ゲスト |
|---|---|---|---|
| ダッシュボード | 閲覧 | 閲覧 | 閲覧 |
| 帳票 | 本社への閲覧許可 閲覧 | 閲覧 | 閲覧 |
| 点検日誌 | 登録・閲覧 編集・削除 | 登録・閲覧・編集 | 閲覧 |
| コミュニケーションツール | 投稿・閲覧 | 投稿・閲覧 | – |
| スケジュール管理 | 閲覧 | 閲覧 | – |
| 警報 | 復旧登録・閲覧 | 復旧登録・閲覧 | 閲覧 |
| 瞬時値一覧 | 閲覧 | 閲覧 | 閲覧 |
| トレンド・積算グラフ | 登録・閲覧 編集・削除 | 登録・閲覧 編集・削除 | 登録・閲覧 編集・削除 |
| データマーカー | 登録・閲覧 編集・削除 | 登録・閲覧 編集・削除 | 登録・閲覧 編集・削除 |
| メンテナンス | 登録・閲覧 編集・削除 | 登録・閲覧・編集 | 閲覧 |
| CSV出力 | 閲覧 | 閲覧 | 閲覧 |